※ネタバレ注意※
本記事にはネタバレ要素が含まれます。ゲームをクリアされていない方はご注意ください。
『Last Labyrinth』開発初期の企画段階でのイメージボードや、キャラクターのデザイン案などをご紹介します。製品版とは違った初期のゲームコンセプトを伺い知ることができる貴重な資料です。
■企画初期のイメージボード
『Last Labyrinth』の企画段階でのイメージボードです。ディレクター/プロデューサーの高橋の企画概要をもとにあまた社内のアーティスト達が競作し、作品のイメージを膨らませています。
■初期キャラクターデザイン
企画段階でのキャラクターデザインです。当初はNPC(のちの「カティア」)が道具を持っている、 「プレイヤー」が車椅子を操縦して自ら動けるなど、その設定が製品版とは異なっていました。
■「プレイヤー」&「ファントム」 デザイン案
企画が固まってからの「プレイヤー」と「ファントム」、マスクのデザイン案です。ここから製品版のキャラクターデザインへとブラッシュアップしていきました。
■「カティア」デザイン案
「カティア」のデザイン案~3Dモデルのラフがこちら。衣装や髪の色は初期の段階でディレクター/プロデューサーの高橋からオーダーがあり、それをキャラクターアーティスト/テクニカルアーティストの田中達麻が具体化していきました。
■「カティア」キービジュアル変遷
『Last Labyrinth』の初公開は2016年の東京ゲームショウでした。その際に展示したポスターがこちら(左)です。 比べてみると製品版の「カティア」(右)はだいぶ雰囲気が変わりましたね。
ちなみに、「カティア」と「ファントム」のキービジュアルはいくつか公開されていますが、こんな感じのラフから描かれています。ディレクター/プロデューサーの高橋から大体の構図を含めてオーダーされ、アーティストたちで話し合って描かれていきます。
一部ヘンなものが紛れていますが・・・ 「カティア」・「ファントム」のポーズについて真剣に打合せするも、高橋の寝ぐせが気になります。